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夜になると眠くなる睡眠のメカニズム

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どのような仕組みで眠くなるのか、それを知ることが大切です。私たちが眠くなる仕組みを理解しておけば、逆に眠りを妨げる行いを防ぐことが出来ます。

まず大きく分けて眠くなる仕組みには3つの要素が関係しています。1つ目は「疲労物質の蓄積」です。2つ目は「体内時計」で3つ目が「深部体温の変化」です。

疲労物質の蓄積が眠気を生む

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1つ目の「疲労物質の蓄積」は単純に言い換えれば、疲れてしまったから眠りに落ちるということです。私たちは日中活発に活動していれば脳にアデノシンという睡眠を促す疲労物質が溜まっていきます。このアデノシンが蓄積していくことで睡眠が促されます。

脳はずっと使い続ければパソコン同様にオーバーヒートしてしまいますので、脳が疲れてくればアデノシンが溜まり脳を休ませるために、脳を一度クーリングダウンさせるためにも睡眠が促されるのです。

体内時計が休息と覚醒のリズムを刻む

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2つ目は「体内時計」です。体内時計は私たち人間のみならず自然界の全ての動植物に備わっています。それぞれで体内時計の周期は違うのですが、私たち人間は約24~25時間周期と言われています。つまり、その体内時計の周期によって自然と眠くなるときがやってくるのです。

また、体内時計が24~25時間と聞くと「1日は24時間なのに24~25時間周期だと後ろにずれてしまうのが普通じゃないの?」と思われるかもしれません。実は、体内時計通りに過ごしていると少しずつ後ろへずれて遅寝遅起の状態になってしまうのです。

ですが、私たちは朝起きて太陽の光を見ることで体内時計を一度リセットさせることが出来るのです。太陽の光を見ることで地球の24時間よりちょっと長い体内時計の周期が朝にカチッと整えられてあたかもカッチリ24時間周期であるかのように過ごせているのです。

体温が下がることで眠気が起きる

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3つ目は「深部体温の変化」です。深部体温とは表面の体温ではなく内部の体温のことです。私たちは体温が下がるときに眠気が起こります。雪山の遭難者が眠気に襲われるのは、深部体温が下がっていくことで眠気に襲われているためです。また、雪山での遭難で眠っていけないといわれるのは、眠りに就くことでさらに内部の体温が下がってしまい過酷な寒さの状況では体温の低下が命取りとなるからです。

深部体温は目覚める前ぐらいから上がり始め日中の活動中にピークを迎えます。そして就寝する前あたりから下がりはじめ、深夜2時から4時あたりに一番低くなります。深部体温が上がってから下がっていく時に眠気が促されますので、良い睡眠を得るためには、深部体温の下げ幅を大きくさせることが有効です。そのため寝る前に一度体温を上げると深部体温が下がりやすくなり睡眠の質が高まるのです。

また、深夜2時から4時あたりが深部体温が一番低くなりますので、このときに眠気のピークがやってきます。この時間帯は眠気のピークですので、徹夜中であっても眠ることをオススメします。この時間帯に眠らないと徹夜明けがつらくなるだけです。

まとめ

以上の「疲労物質の蓄積」「体内時計」「深部体温の変化」によって私たちは自然と眠りにつくことが出来るようになっています。しかし、生活習慣の乱れによりこれらのメカニズムに支障が出てしまうと眠りの質が低下してしまったり、そもそも寝付けないといった不眠、睡眠不足といった状態に陥ってしまいます。そのため、日ごろより生活習慣をととのえ、睡眠を促してくれる仕組みを正常に機能させてあげることが大切です。

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